研究のタイプ: 医学/生物学の研究 (experimental study)

[樹状細胞免疫療法に併用された電気的ハイパサーミアによる免疫学的な腫瘍微小環境の改善] med./bio.

Improving immunological tumor microenvironment using electro-hyperthermia followed by dendritic cell immunotherapy

掲載誌: BMC Cancer 2015; 15: 708

この研究は、マウス大腸がん細胞株CT26で作成したモデル腫瘍を用いて、モデル腫瘍に中心部温度42℃で30分間の変調ハイパサーミア(mEHT、使用機器の製品名oncothermia)を実施し、その24時間後に腫瘍内へ樹状細胞(DCs)を注入して、樹状細胞免疫療法の効果を調べた。その結果、mEHTとDCsとの併用により、DCs単独またはmEHT単独に比べ、CT26細胞の増殖が有意に抑制された、と報告している。

ばく露