[偏波:生物作用に関連する人工と自然の電磁界の重要な相違] tech./dosim.

Polarization: a key difference between man-made and natural electromagnetic fields, in regard to biological activity

掲載誌: Sci Rep 2015; 5: 14914

この研究は、電磁界(EMFs)/電磁放射(EMR)の生物への作用における偏波の役割を理論的に分析した。人工のEMFs/EMRの全てのタイプは偏波しているが、自然のEMFs/EMRは偏波していない。偏波は、1)増幅的干渉を起こし、多くの場所で強度を増幅する、2)帯電/極性のある分子、特に自由イオンに力を及ぼし、平行平面上で偏波と同位相での振動を起こす、という理由のため、より強い生物作用をもつ可能性があると述べ、電磁波/電磁界の重畳、分子モーメントに働く力について理論式を示して議論している。

ばく露