[受動的インプラントおよび入れ墨を持つ被験者の7 Tでの磁気共鳴イメージングの経験:後ろ向き研究] dev./impl.

Experience with magnetic resonance imaging of human subjects with passive implants and tattoos at 7 T: a retrospective study

掲載誌: Magn Reson Mater Phy 2015; 28 (6): 577-590

この研究は、過去7年半における、インプラント/入れ墨を持つ被験者の7 T磁気共鳴イメージング(MRI)の経験を分析した。これまでのMRI検査時に記入された質問票1796件から後ろ向きに、7TでのMRIを受けたインプラント/入れ墨を持つ被験者230人を同定し、MRIの撮像パラメータ、インプラント/入れ墨のタイプと部位に関する情報を整理した。その結果、MRI検査の前、最中、後において熱や力を感じたとの報告は一件もなかった;インプラント/入れ墨に関連する不快感の表明は一件もなかった;歯科インプラントを装着した被験者の52%でアーチファクトが報告された;その全てのアーチファクトは口腔領域に限定されていて、脳実質の画質には影響がなかった、と報告している。

ばく露