[異なる向きの一様静磁界に亜急性ばく露したマウスに誘導された生物学的変化] med./bio.

Homogeneous static magnetic field of different orientation induces biological changes in subacutely exposed mice

掲載誌: Environ Sci Pollut Res 2016; 23 (2): 1584-1597

この研究は、垂直方向の一様な静磁界SMF:N極からS極への向き:上向きまたは下向き、強度128 mT)への亜急性ばく露(1時間/日、5日間)をスイス・ウェブスター雄マウス(9-10週齢)に与え、その影響を調べた。その結果、上下どちらの向きのSMFでも現れた影響は、血清中の全白血球およびリンパ球の量の減少、脾臓顆粒球の減少、腎臓炎症、高密度リポ蛋白質(HDL)の量の増加であった;上向きSMFでは、脳浮腫脾臓細胞充実度の上昇が、下向きSMFでは、肝臓炎症血清顆粒球の量の減少が見られた、と報告している。

ばく露