[回転磁界へのばく露による細菌のセルロースの変化] med./bio.

Modification of bacterial cellulose through exposure to the rotating magnetic field

著者: Fijalkowski K, Zywicka A, Drozd R, Niemczyk A, Junka AF, Peitler D, Kordas M, Konopacki M, Szymczyk P, Fray ME, Rakoczy R
掲載誌: Carbohydr Polym 2015; 133: 52-60
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この研究は、産業有用微生物であるグルコンアセトバクター属酢酸菌（Gluconacetobacter xylinus）によるセルロース合成の合成速度および品質パラメータに対する回転磁界（RMF）の影響を評価した。細菌培養に与えたRMFは、周波数50Hz、磁束密度34mTで、28℃で72時間ばく露した。その結果、RMFばく露群から得られたセルロースは、無ばく露対照群のものに比べ、吸水性が高く、密度が低く、セルロースミクロフィブリルが少なかった；RMFばく露により､湿ったセルロースペリクルの収量は増加したが、乾燥セルロースの重量および厚さは低下した､と報告している。

ばく露