この研究は、レジャー用の一般的トランシーバ(PMR446およびFRS)について、ICNIRPおよびFCCのばく露ガイドライン値へのコンプライアンスを検討した。また、一般的トランシーバと業務用トランシーバとの比較も行った。一般的装置は業務用装置からリバースエンジニアリングにより製造されている。研究の結果、一般的装置のアンテナ特性および近傍界に関する測定値およびシミュレーション計算値はそれぞれ2%および8%以内で一致した;一般的装置の正規化近傍界は業務用のものと6%以内で一致した;一般的装置により楕円形の平板ファントムに誘導される局所SARのピーク値は、業務用装置4機種のものと良く一致した(ただし、一般的装置の入力を磁界近傍界に基づいてスケール変更した場合);業務用装置のSARは、ワーストケースとしてデューティサイクルを100%にしても、一般公衆ばく露限度値のSAR以内にある(すなわち1g平均SARおよび10g平均SARでの限度値のそれぞれ3分の1および6分の1より小さい);一方、PMR446が明示している実効放射電力では、1g平均SARでの限度値を超える局所SARが生じる可能性がある、と報告している。
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