[915 MHz無線周波自動認識装置の信号にばく露したラットの尿中ポリアミンのメタボローム研究] med./bio.

Metabolomic study of urinary polyamines in rat exposed to 915 MHz radiofrequency identification signal

掲載誌: Amino Acids 2016; 48 (1): 213-217

この研究は、無線周波自動認識装置(RFID)の915 MHzの信号にばく露(1日8時間、2週間)したラットの尿中ポリアミン(PAs)をメタボローム解析(全代謝産物の網羅的解析)した。その結果、総PAおよびN1-アセチルプロレシン、N1-アセチルカダベリンなど8種のPAの尿中レベルは、事前レベルに比べ、RFIDばく露および擬似ばく露後に低下したのに対し、N1-アセチルスペルミンのみが事前レベルより増加した:N1-アセチルスペルミンの事前ばく露レベルに比べた増加率は、PFIDばく露群では54%、擬似ばく露群では17%であった、と報告している。

ばく露