[若者における自己申告の携帯電話使用の検証用ソフトウェアを組み込んだスマートフォンの利用:パイロット研究] tech./dosim.

Using software-modified smartphones to validate self-reported mobile phone use in young people: A pilot study

掲載誌: Bioelectromagnetics 2015; 36 (7): 538-543

この研究は、携帯電話使用を確実に記録し、その特色を明らかにするために開発されたソフトウェアを組み込んだスマートフォンを4週間使用するパイロット試験をフランス、スペイン、オランダの若者(n=26:平均年齢17.3歳:)で実施した。このソフトウェア組み込みスマートフォンは、通話およびデータ利用の回数と所要時間、側性、ハンズフリー装置の使用、音声通話およびデータ転送に使用した通信システムを記録する。スマートフォンの返却時に参加者は、質問票に4週間の調査期間における携帯電話の使用状況飲を推定で記入した。その結果、平均すると、通話回数は実際より少なく見積もられ、全通話時間は多めに見積もられた;参加者は、全通話時間の約90%において、電話機を頭部近くの主に使用すると申告した頭側に保持していた;データ利用およびスピーカ使用に関しては、記録と申告の比較にいくつかの限界が見られた;疫学調査において、このスマートフォンに記録された情報は非常に有益と思われた、と報告している。

ばく露