[急性リンパ芽球性白血病の小児からの単離末梢血リンパ球の7Hz、30mTのパルス電磁界刺激時の細胞死における変化] med./bio.

Changes in cell death of peripheral blood lymphocytes isolated from children with acute lymphoblastic leukemia upon stimulation with 7 Hz, 30 mT pulsed electromagnetic field

掲載誌: Cell Mol Biol Lett 2015; 20 (1): 130-142

この研究は、急性リンパ芽球性白血病ALL)と新規に診断された小児(n=20)から単離された末梢血リンパ球(PBMCs)が本来有する増殖力に対するパルス電磁界PEMF)の影響を調べた。PBMCsへのPEMF(7Hz、30mT)刺激は1回4時間で、24時間間隔で3回実施した。ばく露終了後、細胞アネキシンVおよびプロピジウムイオダイドで二重染色してフローサイトメトリにより細胞の生存率を測定した。その結果、PEMF刺激に3回ばく露した細胞では、アネキシンV陽性およびアネキシンVとプロピジウムイオダイドとの二重染色陽性が増加した;すなわち、増殖中のALL由来PBMCsにPEMFは細胞死誘導した、と報告している。

ばく露