[7テスラ磁気共鳴イメージングにばく露した単離ヒトリンパ球のDNA二重鎖切断および細胞毒性の分析] med./bio.

Analysis of DNA Double-Strand Breaks and Cytotoxicity after 7 Tesla Magnetic Resonance Imaging of Isolated Human Lymphocytes

掲載誌: PLoS One 2015; 10 (7): e0132702

このイン・ビトロ研究は、単離されたヒト末梢血単核細胞に対する7Tの超高強度MRIの遺伝毒性および細胞毒性の潜在性を調べた。実験条件は、7T静磁界の単独ばく露、または最大許容値の傾斜磁界および無線周波パルスとの組み合わせばく露、またCTの電離放射線ガンマ線へのばく露とした。その結果、7T静磁界の単独ばく露、または最大許容値の傾斜磁界および無線周波パルスとの組み合わせばく露では、DNA二重鎖切断は引き起こされなかったが、X線およびガンマ線ばく露では、ばく露量に依存したγH2AX fociの誘導が起きた;7 T MRIへのばく露後の細胞増殖の変化はなかった、と報告している。

ばく露