この研究は、先天的聴覚障害のリスクが低い新生児群を調査対象にして、通常検査である1.5Tの磁気共鳴イメージング(MRI)への子宮内ばく露(電磁界および音響ノイズ)の量および時期と胎児期の成長および新生児の聴覚機能との関連を後ろ向き症例対照研究デザインで調査した。調査期間は2008年1月から2012年12月。子宮内ばく露群751人、無ばく露対照群10042人を同定して、出生時体重などの情報収集の他に耳音響放射(OAE)および聴性脳幹反応(ABR)により新生児期の聴覚スクリーニング検査を実施した。その結果、聴覚障害は、ばく露群で0例(751人中0人)であり、対照群(10042人中34人)に比べ劣っていなかった;出生時体重のパーセンタイル値にも両群に有意差がなかった、と報告している。
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