この研究は、多細胞の走磁性原核生物(Ca. MMP:Candidatus Magnetoglobus multicellularis prokaryote)の光活動性(単色光の強度および波長(泳ぎ速度が赤色光628nmで速く、緑色光517nmで遅くなる)により変化する)が磁界の影響を受けるか否かを調べた。実験は、光の波長(469、517、628nm)および強度(0.36-3.68Wm-2)、磁界強度(0.26-1.47エルステッド(Oe))を変化させて、各条件での泳ぎ速度を測定した。その結果、緑色光では、他の波長に比べ、平均速度が一貫して遅かった;磁界に依存した速度の変化は観察されたものの、光の波長・強度および磁界強度と速度の関係は複雑であった、と報告している。
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