[頸部神経根痛のための頸部神経根ブロックおよびパルス無線周波療法の後方アプローチ:後ろ向き調査] med. app.

A posterior approach to cervical nerve root block and pulsed radiofrequency treatment for cervical radicular pain: a retrospective study

掲載誌: J Clin Anesth 2015; 27 (6): 486-491

この研究は、慢性頸部神経根痛(CCRP)に対する選択的頸部神経根ブロック(SCNRB)およびパルス無線周波療法(PRF)の組合せ施術を、内視鏡下での側方(経椎間孔)アプローチではなく、より安全と思われるCT蛍光透視ガイド下での後方アプローチで実施された患者(n=42;手術部位はC5-C8の53ヵ所)における施術後3ヵ月までのアウトカムのフォローアップのデータを検討した。その結果、痛みおよびしびれ感の自己評価スコアは、施術後1日、1週間、1および3ヵ月においていずれも改善した;副作用はみられなかった、と報告している。

ばく露