[金属製歯科材料に対する7T MR画像装置の静磁界および無線周波磁界の影響] dev./impl.

Impact of the Static and Radiofrequency Magnetic Fields Produced by a 7T MR Imager on Metallic Dental Materials

掲載誌: Magn Reson Med Sci 2016; 15 (1): 26-33

この研究は、種々の歯科材料(歯科修復用金属8種、オッセオインテグレーションによる歯科インプラント6種、インプラント用アバットメント2種、磁性アタッチメントキーパー2種)について、7T MRスキャナ内での並進運動の引力を測定し、3T MRスキャナ内での値と比較した。また、6種類のシークエンスでのイメージング中の無線周波電磁界による加熱作用寒天ファントムと光ファイバ温度計を用いて測定した。その結果、引力は3Tに比べ7Tで大きく、磁性アタッチメントキーパーで大きかった;温度上昇は金属冠で最も大きかったが1度未満であった;全般的に、大半の歯科材料において7TMRIで、大きな並進的引力および加熱作用は見られなかった、と報告している。

ばく露