この研究は、雌雄のCrl:CD(SD)ラット(各群において雌雄それぞれ12匹)に中間周波の正弦波磁界(IF:20kHzで実効値0.20mT、60kHzで実効値0.10mT)のばく露を1日22時間、14日間(急性ばく露)または13週間(亜慢性ばく露)与え、全身の毒性学的検査を行った。実験は各周波数で2回繰り返し、結果の再現性を検討した。毒性学的検査はブラインドで実施した。その結果、全てのラットが実験終了まで臨床的徴候を何も示さなかった;亜慢性のばく露群と対照群の間でばく露期間中に体重の違いが見られたが、差異の方向に一貫性が無く、また統計的に有意ではなかった;いくつかの臓器重量および血液学的パラメータに両群で有意差が見られたが、その大きさは小さく、また2回の実験で反復的には示されなかった、と報告している。
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