この研究は、膝の骨関節症(OA)の患者(n=40)を無作為に2群に分け、ばく露群は理学療法に加えパルス電磁界(PEMF)療法を受け、対照群は理学療法のみを受けた。治療開始前と後に、患者による痛みの主観的評価とOA症状の質問票調査、血清YKL-40検査、超音波画像による膝関節の状態評価を行った。その結果、両群とも治療により、痛みスコアおよびOA症状スコアが、治療前に比べ有意に改善した;膝の浸出液はばく露群で有意に低下した;血清YKL-40の変化は、痛みスコア、OA症状スコアおよび膝の浸出液の変化と相関せず、治療効果の指標としては役立たなかった、と報告している。
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