この研究は、製造メーカの異なる植え込み型心臓除細動装置3機種、ペースメーカ3機種に対し、6種類の歯科用電子装置が電磁干渉を起こす能力を、生理食塩水を満たした人体サイズのシミュレータモデルを用いて、距離とばく露時間を変化させて実験的に測定した。その結果、電磁干渉を引き起こす能力は、歯科用電子装置により顕著な差があった;また、植え込み型心臓装置の種類、メーカ、距離により電磁干渉に必要な物理量に顕著な差が見られたが、ばく露時間は影響しなかった;歯科用機器は、20cmの距離で試験した場合、どの製造メーカの植え込み型心臓除細動装置およびペースメーカであっても、僅かな電磁干渉を起こすのみであった、と報告している。
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