この研究は、電気自動車(EVs)内での磁界ばく露を測定した。種々のタイプのEVs(バッテリー車、ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車、燃料電池車)8台と、比較のための従来型ガソリン車3台の車内の磁界を10MHzまでの周波数で測定した。測定したEVsのモータは、ブラシ付きDCモータ、永久磁石同期モータ、誘導モータなどであった。広帯域周波数スペクトルの測定値について、ICNIRPの「重み付けピーク値」アプローチを用いてばく露を計算した。その結果、走行開始時のバッテリー周辺および足もと近くでのばく露は、2010年ICNIRPの公衆ばく露の参考レベル値の20%の値に達した;助手席の頭部の高さでは2%を下回った;従来型ガソリン車での最大ばく露は、同10%の大きさであった、と報告している。
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