[距骨の骨髄浮腫のパルス化電磁界による治療の6人の患者における結果] med. app.

Treatment of bone marrow edema of the talus with pulsed electromagnetic fields. Outcomes in six patients

掲載誌: J Am Podiatr Med Assoc 2015; 105 (1): 27-32

この研究は、距骨の骨髄浮腫(BME)の疼痛に対するパルス電磁界刺激の有効性を6人の患者で調べた。痛み視覚的アナログ尺度(0点:痛みなし、10点:想像しうる最悪の痛み)で評価し、骨髄浮腫の臨床アウトカムは所定の方法で評価した。パルス電磁界刺激パルス持続時間1.3ミリ秒、周波数75Hz、電界強度3.5±0.5mV)を1日8時間、30日間継続した。その結果、臨床アウトカムのスコアは、治療前59.4点から、最終フォローアップ時94点に改善した;痛みスコアは同じく5.6点から1点に有意に減少した;MRI検査によれば、処置後1ヵ月でBMEは改善し、3ヵ月で5人の患者でBMEは完全に消失した、と報告している。

ばく露