[乳酸-グリコール酸共重合体による被覆面でのヒト新生児皮膚線維芽細胞の遊走の電気走性による制御] med./bio.

Control of neonatal human dermal fibroblast migration on poly(lactic-co-glycolic acid)-coated surfaces by electrotaxis

掲載誌: J Tissue Eng Regen Med 2017; 11 (3): 862-868

この研究は、乳酸-グリコール酸共重合体(PLGA)で被覆された面上でヒト新生児皮膚線維芽細胞(nHDFs)を増殖させ、直流電界(dcEFs)の刺激を与え、細胞の遊走を観察した。その結果、dcEFsの電界強度を0-1V/cmの範囲で変化させ、電流を増加させた場合、3時間のdcEFs刺激中に、細胞陰極方向へ遊走した;しかし、遊走速度は電界の上昇につれて低下した;極性を反転させると、遊走方向も反転した;細胞構造では、アクチン細胞骨格陰極方向へ伸びなどが観察された、と報告している。

ばく露