このコメントは、Bozeman WPらの論文「経心臓的な通電的電気兵器（TASER）プローブの使用：発生率とその結果」（同誌2012; 43 (6): 970-975）に対するものである。米国の複数都市の警察官の使用報告の統計では、プローブの当て方の記録がある事例の約22％が、心臓の方向へ放電ベクトルが向くようなプローブの使用をしていたが、心臓不整脈を示唆するような事例はなかった、と報告していることに対し、通電的電気兵器にはさまざまな有害な影響が懸念されると批判している。
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