この研究は、男性軍人から選出した、対照群(非レーダ職種:n=68)、第1群(8-12GHzレーダばく露:n=40)、第2群(12.5-18GHzレーダばく露:n=68)を対象に、血漿中のメラトニンおよびセロトニンレベルを調べた(採血したのはn=155)。また各群を就業年数≦10年、>10年に再分類し、就業年数の影響を調べた。その結果、メラトニンは、対照群に比べ、第1群では有意差がなかったが、第2群では有意に低くかった;同じくセレトニンは、第1群では有意差がなかったが、第2群では有意に高かった;就業年数≦10年では、どちらのばく露群でも、2つのインドールアミンに対照群との有意差は見られず、就業年数>10年では、第2群において、メラトニン低下およびセロトニン上昇が有意であった;ただし、どちらのばく露群でも、就業年数と2つのインド−ルアミンは有意に相関しなかった、と報告している。
このウェブサイトはクッキー(Cookies)を使って、最善のブラウジングエクスペリエンスを提供しています。あなたがこのウェブサイトを継続して使用することで、私たちがクッキーを使用することを許可することになります。