この研究は、最近実施された、抑うつの外来患者(n=120)でのtDCS施術(単独あるいはセルトラリン併用:治療期間6週間)の要因配置、二重ブラインド、プラセボ対照の試験(Brunoni et al., 2013)のデータを用いて、抑うつ症状尺度(MADRS)の改善度のパターンを分析した。その結果、tDCS施術(単独あるいはセルトラリン併用)は、集中困難、悲観あるいは自殺念慮を改善した;併用療法では、悲しい表情および主観的悲しさ、疲労感、無力感をも改善した;さらに両側性tDCSの単独あるいは併用の施術についても,有効性の表れる症状に違いがあることが示された、と報告している。
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