この研究は、健康な被験者(n=10)において、感覚運動野への経頭蓋静磁界刺激(tSMS:刺激時間10または15分間:刺激電極位置はC3'またはF3)の真のまたは擬似の刺激を実施し、tSMSの前および直後に、右の正中神経刺激による体性感覚誘発電位(SEPs)を測定した(測定電極位置はC3'またはF3)。もう一つの実験として、10人の内の6人の被験者を対象に、15分間のtSMS中に、3分毎にSEPsを測定した。結果として、C3'導出のSEPsのN20成分の振幅が、10または15分間のtSMSの直後に有意に低下した;施術の10分後にベースライン値に復した;一方、3分毎にSEPsを測定しながら実施したtSMSは、SEPに何も影響を及ぼさなかった、と報告している。
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