[麻酔されたラットでの後脛骨神経刺激により生じた膀胱機能反射の神経調節] med./bio.

Reflex neuromodulation of bladder function elicited by posterior tibial nerve stimulation in anesthetized rats

掲載誌: Am J Physiol Renal Physiol 2015; 308 (4): F320-F329

この研究は、麻酔したラットにおいて、電気的な後脛骨神経刺激(PTNS)に対する膀胱での反射を調べた。その結果、神経刺激(10分間)の処置中および処置後のいずれにおいても、膀胱の抑制が有意に見られた;5HzのPTNSでの膀胱収縮頻度減少は、急性および長期で観察された;10Hzでは急性での減少のみが観察された;PNTブランチのうち、急性の抑制では外側足底神経(10および20Hz)、長期の抑制では内側足底神経(5および10Hz)の電気的活性化が膀胱反射を仲介していた;一方、膀胱の興奮反射は、外側足底神経またはPTN幹のいずれかを50Hz電気刺激することによって生じた、と報告している。

ばく露