この研究は、核磁気共鳴画像(MRI)検査中の患者の身体の一部を無線周波(RF)シールドする目的で開発され、製品化されているRFシールドについて実験的に評価した。1.5Tおよび3.0Tの臨床用MRI装置のボア内にRFシールドを置いた場合と置かない場合で実験を繰り返し、比較した。スキャナが発生するRF電磁界に対するボア内のシールドの影響をピックアップコイルで直接測定した。その結果、RFシールド内部でのRF電力密度は大きく減衰していた(35dB);シールドの縁の外側では、RF電力密度は少し上昇した(1dB程度)、などを報告している。
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