[アフリカにおける無線基地局からの無線周波電磁界強度の全国的調査] tech./dosim.

National surveys of radiofrequency field strengths from radio base stations in Africa

掲載誌: Radiat Prot Dosimetry 2014; 158 (3): 251-262

この研究は、2001-2003年、2006-2012年の2つのタイムフレームで、アフリカ7ヵ国で実施した無線基地局近くの無線周波RF電磁界強度測定調査について、26万の測定点のデータを分析した。ばく露レベルについて、国別比較、年代による変化、携帯電話技術別の比較、FMラジオとの比較を行った。その結果、国、年、携帯電話技術によらず、地表レベルのRF電磁界は国際的人体ばく露推奨値に比べ極めて低かった;これらは、第3世代サービスの導入後、有意に上昇していない;アフリカ諸国の平均レベルは、アジア、欧州、北米の国々の報告値と同様である;南アフリカのFMラジオの中央値は、個々の携帯電話サービスと同等であるが、複数の携帯電話サービスを総合した値よりは低めであった、と報告している。

ばく露