[MOBI-Kids研究プロトコル:無線通信技術からの電磁界への小児および思春期層のばく露および脳腫瘍リスクとの関連可能性の評価における課題] tech./dosim.

The MOBI-Kids Study Protocol: Challenges in Assessing Childhood and Adolescent Exposure to Electromagnetic Fields from Wireless Telecommunication Technologies and Possible Association with Brain Tumor Risk

掲載誌: Front Public Health 2014; 2: 124

この論文は、MOBI-Kids研究の調査デザインと課題を議論している。MOBI-Kids研究は、無線通信技術の電磁界EMF)への小児および思春期層のばく露脳腫瘍リスクへの影響可能性を調査するための14ヵ国共同の症例対照研究である。共同プロトコルを用い、INTERPHONE研究の手法や体験を踏まえ、1000症例および1症例につき2対照の収集を目指している。方法論的な課題は、(1) 人口集団からの対照の低参加率による選択バイアスを小さくするような対照選択の進め方、(2) 比較的幅の広い若年人口集団を調査しなければならないこと、(3) ますます厳格化する倫理要件を遵守しつつ、大規模な多国的疫学調査を実施すること、4) 稀少疾患および致死的疾患を調査すること、(5) 通信技術からのEMFのばく露評価であるが、実行可能であると述べている。

ばく露