この研究は、硬膜外および末梢神経に用いられる局所麻酔用カテーテルの、磁気共鳴イメージング(MRI)中の加熱を評価した。製造メーカから提供された硬膜外用および末梢神経用の製品をテストした。標準人体トルソファントムの硬膜外にカテーテルを留置し、磁界無し条件下とMRIスキャン条件(1.5-3Tの臨床機を使用。SARが最大となるパラメータで15分間稼動)下で、各部位の温度をモニタした(光ファイバ式温度センサを使用)。その結果、3Tの場合、一部のカテーテルの入り口部で4-7℃の温度上昇が見られた;それ以外のカテーテルは3Tでも、また全てのカテーテルは1.5Tで、温度上昇は1.4℃以下であった;大半のカテーテルは、1.5TのMRI処置中の留置は可能と思われる、と報告している。
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