この研究は、400kV送電線作業における7種類のタスクを2人の作業員に模擬的に実施させ、その電界中に人体に生じる電流密度と接触電流総量を測定した。7種類のタスクは、種々のタイプおよび送電条件下での鉄塔登りやクロスアーム上での作業である。その結果、電界に誘導される電流密度の最大値は、頸部での2.5mA/m2、平均接触電流総量の最大値は240.0µAであった;400 kV鉄塔で測定した全ての値は、欧州指令2004/40/ECの最初のバージョンの限度値10mA/m2、およびICNIRPの基本制限(0.1および0.8V/m)より低かった、と報告している。
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