この研究は、慢性非流暢性失語症者(n=8)で、自発音声および発声のつながりに必要な接続語を用いる能力の改善において、経頭蓋直流電流刺激(tDCS)が持つかもしれない影響を調べた。被験者は、tDCS 刺激(20分間、1mA)中に、提示されたビデオクリップについて話す事を求められた。tDCS刺激条件は、ブローカ野(運動性言語中枢)への陽極tDCS、ウェルニッケ野(運動性言語中枢)への陽極tDCS、擬似刺激の3通り。ある条件の実験を毎日1回、連続して10日間行い、各条件の実験の間に14日間の休止期間を入れた。その結果、ブローカ野刺激後に、発語のつながりをよくする言葉の生み出しに比較的大きな改善が見られた、と報告している。
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