この研究は、パルス化電磁界を播種前のトマトの種にばく露して、移植成功率、植物体高さ、シュート直径、葉の数、湿重量、乾燥重量、花の数、収穫量、リコピン含有量への影響を調べた。2年間のフィールド実験で、パルス化電磁界（12.5 mT）への播種前ばく露時間0、5、10、15分間を実験した。その結果、ばく露時間10および15分間のグループにおいて、植物体高さ、リコピン含有量以外のパラメータ全てで最高の成績が示された；個体毎の収穫量は、磁界ばく露群の方が対照群に比べ、高かった；リコピン含有量は、磁界ばく露群の方が高かったが有意差はなかった､と報告している。
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