この研究は、経頭蓋直流刺激(tDCS)による皮質脊髄興奮性変化に関連する重要因子は電流密度および電極サイズであることを前提に、陽極tDCSの電極サイズの影響を検討した。右利きの健康な被験者(n=12)に電流密度一定(0.029 mA/cm2)で、陽極の電極サイズ(12、24、35cm2)を変えた陽極tDCSセッション(10分間、参照電極の大きさは一定)を、それぞれ少なくとも48時間の間隔で実施した。橈側手根伸筋(ECR)の皮質脊髄興奮性を、実験前および各セッションの終了直後、10、20、30分後に測定した。その結果、小さい電極の方が電流密度の局在性が高く、より効果的な神経変調を示した、と報告している。
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