この総説は、脊椎固定融合術に対する種々の電気刺激方法の有効性について文献調査した。21件の論文、1381人の患者のデータをメタ分析した。データは刺激方法、患者特性により分類し、融合率(X線検査法あるいはCT画像法で確認)を有効性の指標とした。ランダム効果モデルを用いて融合率の統合推定値を算出した。 その結果、全論文の統合融合率は85%(95%信頼区間[CI]:79-90);刺激方法は直流電流14件、容量結合1件、誘導結合10件であったが、それぞれの融合率は85%(95% CI, 76-91)、90%(95% CI, 83-95)、85%(95% CI, 74-93)であった;刺激方法による有意差はなく、患者の特性(性別、年齢、手術法、喫煙など)による有意差もなかった、と報告している。
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