この研究は、両大脳半球の経頭蓋直流刺激（tDCS）による失語症の回復効果を調べた。8人の言語療法を受けている失語症患者に真の施術と擬似の施術を実施した。言語療法（月曜から金曜）に合わせ、週5日で10日の施術を行い、真の施術と擬似の施術に14日間の間隔を置いた。各施術のセッション前（T0）、セッション終了日（T10）、その1週間後に、言語能力検査を実施した。その結果、真の施術により発語失行の回復が高まった；1週間後のフォローアップでも効果が持続していた、と報告している。
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