[慢性骨盤痛における静磁界療法の有効性:二重ブラインドパイロット研究。] med. app.

Efficacy of static magnetic field therapy in chronic pelvic pain: a double-blind pilot study

掲載誌: Am J Obstet Gynecol 2002; 187 (6): 1581-1587

この研究は、慢性骨盤痛(CPP)に対する静磁界療法の有効性に関する二重ブラインドパイロット研究である。CPPの患者32人が2週間、19人が4週間の臨床試験に参加し、それぞれ無作為に磁石(500G)またはプラセボ磁石を割り当てられ、それを1日24時間、腹部の所定部位に当てた。その結果、4週間試験の真の磁石群をでは、痛みスコア、臨床全般重症度評価スコア、臨床全般改善度評価スコアが、プラセボ群に比べ有意に低かったな減少を示した;真の磁石群は、プラセボ群よりも正確に割り当てられた治療を同定したため、ブラインド効果に問題があったと考えられる、と報告している。

ばく露