この研究は、正常なラットと慢性腎臓病(CKD)ラット(石灰沈着が進行し易い)における血管石灰化に対する電磁界(EMF)の影響を調べた。ラット(正常、CKD)×EMFばく露(有り、無し)の4群を作成し、EMFばく露群は、周波数150-155kHzの指数関数的に減衰する正弦波磁界(ピーク振幅4-7mG)のパルス磁界に連続的にした。その結果、正常ラット群では、EMFばく露の有無に拘わらず、石灰化は見られなかった;CKDラットでは、無ばく露群に比べ、ばく露群で大動脈起始部の石灰化が有意に高かった、などを報告している。
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