研究のタイプ: リスクコミュニケーション/リスク認知の研究 (実際的研究, survey)

[一般の人々は携帯電話からのRF電磁界のIARCによる2B分類を理解しているか?] risk

Do people understand IARC's 2B categorization of RF fields from cell phones?

掲載誌: Bioelectromagnetics 2014; 35 (5): 373-378

この研究は、IARCの発がん分類の「発がん性があるかも知れない」に様々な解釈がなされているように、一般の人々および似非専門家がこの分類の意味を完全に理解しているか、かなり疑わしいと思われる現状を知るために実施したオンライン調査の結果を報告している。調査から、IARCプレスに記載された「発がん性の蓋然性(probability)の特徴」、「リスク上昇の記述」の両方を調査参加者(学生)の大部分が誤解していた;回答者は、潜在的リスクの大きさを大幅に過剰推定した、などの結果が示され、IARCは科学的な情報伝達を改善する必要があると述べている。

リスクコミュニケーション

リスク認知

影響評価項目

ばく露

調査対象集団

2,013 students of University of Innsbruck in Austria answered 13 questions about the information given in the IARC press release.