この研究は、職業ばく露の安全基準値を満たしているレーダ電磁界への長期ばく露が、レーシック手術後の角膜の傷の治癒に影響するか否かを調べた。60匹の雄ニュージーランドウサギを用い、実験的レーシック手術後にパルス電磁界(9.71 GHz、50 W/m2)のばく露を、1日1時間、週3日、5ヶ月間行い、角膜の治癒への影響を検査した。また、手術を受けた患者での臨床試験として、術後1ヶ月から同様のパルス電磁界ばく露を開始し、6ヶ月間継続して、治癒過程を検査した。その結果、動物実験、臨床試験のいずれにおいても、パルス電磁界ばく露は角膜の傷の治癒に顕著な変化を与えなかった、と報告している。
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