[脳卒中後上肢麻痺に対する連続的シータ波バースト刺激と作業療法の併用療法:予備的研究] med. app.

Continuous theta-burst stimulation combined with occupational therapy for upper limb hemiparesis after stroke: a preliminary study

掲載誌: Acta Neurol Belg 2014; 114 (4): 279-284

この研究は、脳卒中後上肢麻痺に対する連続的シータ波バースト刺激(cTBS)と集中的作業療法(OT)との併用療法の安全性、実施可能性、有効性を10人の患者で検討した。160秒間のcTBS(8字型コイル;50Hzで3パルスバーストを繰り返し時間200ミリ秒で総計2400パルスを与えた)を障害のない側の大脳半球頭蓋上に与え、その後OT(120分間の個別訓練と120分間の自主トレーニング)を行う療法を15日の入院中に13回行った。その結果、10人の患者は何ら悪影響無くプロトコルを終了した;上肢運動機能評価スコアの上昇が見られた、と報告している。

ばく露