この研究は、100人の妊婦を対象に、磁界ばく露個人モニタ計による測定を7日間連続で実施し、それぞれの測定日の中心的傾向(時間の重み付け平均、中央値)およびピーク値(上位パーセンタイル値、最大値)の7日間の変動を分析した。その結果、疫学研究のばく露評価において連続変数モデルを用いる場合は、中心的傾向指標は十分な信頼性、ピーク値指標はまずまず(最大値)から中程度(上位パーセンタイル値)の信頼性をもつことが示された;1日測定のばく露指標で、1週間の測定で得られたばく露指標に基づいた参加者のばく露カテゴリへの分類が正確に予測できる感度は、ばく露カテゴリの区分値に依存し、区分値が高くなるほど感度は低下する;中心的傾向の方がピーク値よりも感度が高い;ピーク値に関心がある場合は誤分類を最小化するために、1日より多い日数の測定が必要である、と報告している。
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