[変形性関節症に対する2つの異なるパルス電磁界のインビボでの影響] med./bio.

In vivo effect of two different pulsed electromagnetic field frequencies on osteoarthritis

著者: Veronesi F, Torricelli P, Giavaresi G, Sartori M, Cavani F, Setti S, Cadossi M, Ongaro A, Fini M
掲載誌: J Orthop Res 2014; 32 (5): 677-685
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この研究は、モルモットの変形性関節症（OA）に対する2つの異なる周波数のパルス電磁界（PEMF：37、75 Hz）の影響を比較した。OA進行が晩期の21月齢モルモット15匹を、5匹ずつの37Hzばく露群、75 Hzばく露群、擬似ばく露群に分け、1日6時間、3ヶ月間、PEMF（磁界強度ピーク値1.5 mT、デューティサイクル1.3ミリ秒）にばく露した。ばく露終了後、組織学的および組織形態計測的分析を行った。その結果、両方の周波数ばく露群において、軟骨の病理学的スコア、線維化指数（FI）、軟骨下骨厚（SBT）、骨梁数（Tb.N）、骨梁厚の増加（Tb.Th）、骨梁間隔（Tb.Sp）が擬似ばく露群より有意に低下した；病理学的スコアおよびFIに対するPEMFの効果は、37 Hzより75 Hzの方がより効果が高かった、などを報告している。

ばく露