[韓国の子供及び若年者における携帯電話の所有と使用についての疫学的特徴] tech./dosim.

この研究は、韓国の子供および若年者における携帯電話の所有と使用に関する疫学的研究で、2008-2011年に収集された3つのデータセット（合計21693人）を用いて分析した。（１）13205人の子供の携帯電話使用に関するデータ（両親または保護者が質問票記入）は、2008年、Dankook Medical Centerの神経発達・環境保健センターが中規模都市の小学校で実施した断面調査からもの。（２）2436人のデータは、「小児の健康と環境調査」（CHEER：2005-2010年に収集された10都市の小児の追跡調査）の一部で、2008年のもの（小学校3年生と5年生中心）。（３）6052人のデータは、2011年に、国会議員と市民グループの支援を受けた研究者グループが行った全国の子供と思春期層における携帯電話の使用状況の簡単な調査からのもの。この研究は、Dankook University Hospitalの倫理審査委員会の承認を得て、3つのデータセットを使用した。その結果、携帯電話所有率および使用量は、男児より女児が、低学年より高学年が、2008年より2011年が高かった；使用開始年齢は低下している；5年生では90％以上が所有している；社会経済的位置の高い地域集団より低い地域集団において、子供の携帯電話所有率が高かった；両親の教育レベルが高い子供より低い子供において、子供の携帯電話所有率、使用量が高かった、と報告している。