[電子的な能動型植込み医療機器(AIMD)の使用者へのハザードを含む各種短波理学療法機器周辺の人体に対する電磁的相互作用により生じるハザードの評価] tech./dosim.

An assessment of hazards caused by electromagnetic interaction on humans present near short-wave physiotherapeutic devices of various types including hazards for users of electronic active implantable medical devices (AIMD)

掲載誌: Biomed Res Int 2013: 150143

この研究は、理学療法用の短波ジアテルミー装置(SWDs)からの漏れ電磁界への意図しないばく露を受けた職業者および公衆の健康および安全上のハザード、また、その電磁干渉による電子的な能動型植込み医療機器(AIMD)の機能異常について調査した。12台のSWDs(容量型、誘導型アプリケータ)が放射する電磁界を、国際的な電磁界ばく露防護ガイドライン(ICNIRP,ガイドライン、新しい欧州指令2013/35/EU、欧州理事会勧告、AIMD使用者についての欧州規格EN 50527-1)にしたがって評価した。その結果、誘導型アプリケータ(パルス波)近くでの人体ばく露がガイドライン値を超過しない距離は、職業者では45cm、公衆では62cmであったが、電磁干渉の観点から見たAIMDの安全距離は90cmであった;容量型アプリケータ(連続波)の場合、同様の距離は、120cm、150cm、150cmであった、と報告している。

ばく露