この研究は、一般人口からの標本(インターネット調査で募集)と「自分は電磁界(EMF)を原因と考える本態性環境不耐症(IEI-EMF)である」として関連NGOに登録している人(その団体を通して募集)の間で、健康や電磁界の認知に違いがあるか否かを調べた。一般人口標本は、自分を電磁界に敏感と思うかとの質問への回答により非敏感者群、敏感者群に分けた。その結果、一般人口からの敏感者群の個人特性は、NGO敏感者群よりも一般人口からの非敏感者群のそれに似ていた;一般人口からの敏感者群は、非特異的症状の体験の程度や頻度、EMFリスク認知の度合、症状の原因をEMFと考える度合が、NGO敏感者群よりは少ない(または低い)が、一般人口からの非敏感者群よりは多かった(または高かった);症状の原因をEMFと考える度合の高さと申告による非特異的症状の重度との間の正の相関は、一般人口群に比べNGO敏感者群において強かった、と報告している。
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