この研究は、大部分のIH調理器で最大出力となる周波数23KHzの磁界へのばく露が、ヒト胎児由来のアストログリア細胞株SVGp12の遺伝子発現に及ぼす影響を調べた。実験した磁界強度は実効値で2 mT(最新のICNIRPガイドラインの参考レベル値の約74倍)、ばく露時間は2、4、6時間とした。その結果、遺伝子発現プロファイルに対する磁界ばく露の有意な影響を観察しなかった;反対に、ポジティブコントロールとした43°C、2時間の温熱処理では、熱ショックタンパク質を含めた遺伝子発現に有意な影響が観察されたことから、今回のマイクロアッセイのプロトコルが適切であったことが示された、と報告している。
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