この研究は、理学療法士の作業環境には電磁界がバックグラウンド要因として存在すると著者は考え、30施設の理学療法士267人（女性240人、男性27人；平均年齢45.3歳、年齢範囲22-71歳）について、身体および神経行動面での健康状態スクリーニング票を用いた調査を行った。そのうちの身体面の結果を報告している。その結果、身体症状や不調で報告が多かったのは、歯周病（42%）、心臓血管系疾患（41.6%）、皮膚または全身のアレルギー状態（40.8%）、光過敏（34.1%）、皮膚病（31.5%）、筋骨格系疾患（30.0%）、新生物疾患（7.5%）であった；大半である女性の生殖系病理では、月経不順が20%であった、と報告している。
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