150kVと36kVの電圧を11KVに変換する大型変電所による公衆の電磁界ばく露が調査され、これらの変電所からの安全距離が定められた。2個所の変電所について合計142の電磁界測定が実施され、そのうち91が磁界、51が電界だった。測定された瞬間磁界の値は0.051～13.17μTの範囲で、電界レベルは0.095～270.0V/mの範囲だった。測定された磁界値の累積分布関数が求められ、磁界は見事に対数正規分布に従っていることが示された。調査された変電所すべての最大磁界値は100μT(1日当たりと1年当たりの値)を下回り、最大電界値は5kV/mを下回った。0.4μTの値での平均ばく露と比較して、最高8.1m(日平均)と7.1m(年平均)の安全距離が得られた。
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