この研究は、中高生の携帯電話および基地局のリスク認知、当局に対する信頼、携帯電話使用における無作法に対する意見の4要素とその関連要因を質問票調査した。イズミル市(トルコ)ボルナヴァ地区の中高生から層別抽出され、参加した2240人(参加率88.5%)を対象に、4要素(全24項目)について、5点スケールで回答させた。4要素に対する回答の平均評点を、3.5未満(低)と3.5以上(高)に分類し、ロジスティック回帰を用いて決定要因を分析した。その結果、携帯電話については、工業技術高校に通う生徒でリスク認知が低い一方で、女子生徒、母親の学歴が低いグループ、携帯電話を使用していない生徒(OR=2.82、95%CI=1.80-4.40)でリスク認知が高かった;基地局については、女子生徒のリスク認知がより高かった(OR=1.68、95%CI =1.20-2.37);当局に対する信頼については、女子生徒および工業技術高校に通う生徒でリスク認知が有意に低かった(信頼が);無作法に対する意見ついては、女子生徒(OR=1.44、95%CI=1.14-1.82)、母親に学校教育歴がない生徒(OR=1.79、95%CI=1.04-2.75)、携帯電話を使用しない生徒(OR=2.50、95%CI =1.62-3.87)でリスク認知が高かった(無作法のリスクを大きく感じることを意味する)、と報告している。
2240 high school students participated in this cross-sectional study conducted between December 2009 and April 2010 in Izmir, Turkey.
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