この研究は、BALB/c マウスの足裏に前鞭毛型Leishmania major(原生動物)を皮下注射して生じさせた皮膚リーシュマニア症の治療法としてマイクロ波および赤外線放射の効果を調べた。試験したのは、600W、2.45GHzのマイクロ波、または150W、波長890nmの赤外線であり、ほぼ同じ面積の皮膚病巣を生じた20匹のマウスを、第1群(赤外線治療)、第2群(マイクロ波治療)、第3群(赤外線とマイクロ波の併用)、第4群(対照)に分け、1日0-12分間の照射を行い、10日ごとに病巣の大きさを測定した。その結果、対照群に比べ治療した各群の病巣の拡大は有意に阻止された;拡大阻止にはマイクロ波より赤外線の方がより有効であった、などを報告している。
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